事務所からのご案内
私たちアーツ・ラボの目指す家づくりは、お客様一人ひとりのこだわりをできるだけ叶えられるような提案の家づくりです。
百組の家族があれば、百通りの家づくりがあります。それぞれにライフスタイルや趣味、好みは異なり、家づくりに対するこだわりも様々なはずです。
そのこだわりを実現するために、規格品の大手のハウスメーカーでできない、私たちだからこそできる提案を心がけています。
私たちは住む人の個性を最大限に活かした家づくりを提案します。
想い・コンセプト
デザインを構成する4つの要素
- 時を経ても美しさが変わらない普遍的なデザイン
シンプルでバランスの良いフォルム
新築の時にはどんな家でも美しく見えるものです。しかし、10年、20年経つとそういうわけにはいきません。古くなればなるほど色あせていってしまう建物もあります。一方で、年数を経ても古臭く感じずに、逆に段々と味わいを増していくような家もあるのです。
私たちは、そんな時間を感じさせないようなデザインを目指しています。そのためには、建物の形そのものがシンプルで、その構成がバランスよく整っていることが重要です。
外壁などは、時間と共に古くなることは仕方ないですが、家の形そのものは時間に関係ありません。形(フォルム)そのものが美しくデザインされていれば、その築年数とは関係なく美しくあり続けます。
また、その外壁材も「塗り壁」を使ったり、「無垢板」を貼ったりすると、経年変化による味わいも感じることができます。
20年後にも「あの家ってなんかかっこいいよね」と言われるような建物を建築提案できたらとてもうれしいです。 - 構造の強さと断熱性能の高さから実現できる気持ち良い空間
家の中は一つの空間として考える
アーツ・ラボの設計手法においては「空間設計」という考え方が中心にあります。
家の中は個々の部屋の集合体ではなく、まずは一つの大きな空間であることか考えるのです。もちろん、暮らしをする上ではいくつかの区切られた部屋は必要になります。最初に考えた大きな空間の中でそれぞれ用途によって最適なゾーンを計画し、それを必要に応じて区切って部屋にしていくという手法です。
しっかりと区切った方が良いのか、息遣いが繋がるようなあいまいな区切りが良いのか、仕切りをなくした方が良いのか、お客様のニーズによって設計していきます。
特にリビング空間は開放的で広々とした気持ち良い空間をできるだけご提案しています。「吹き抜け」や「勾配天井」など、建物の可能なかぎり開放的な設計も得意です。これは、「SE構法」という構造躯体の特徴や断熱性能の高さがあるがゆえに実現できることでもあるのです。 - 優しく味わいのある素材
無垢の床や珪藻土
内装については、お客様の好みやこだわりもありますが、できるだけ自然の素材をご提案するようにしています。
無垢の床は、裸足でも優しく感じる暖かい素材です。また、時間が経つとともに味わいも増してきます。短所としては、傷がつきやすいとか合板フローリングと比べて少々高価であることがあげられますが、足に触れる機会が最も多い床なので無垢床をお勧めしています。
壁には、珪藻土もご提案します。珪藻土は湿気を調湿する作用を持っていますので、夏の蒸し暑い季節でも室内は心地よく生活することができます。
また、左官仕上げですのでその味わいも魅力の一つです。それ以外にも卵の殻を素材として使った「エッグウォール」なども、コストパフォーマンの良い壁材として使うことも可能です。 - 自然の力を生かす
光と風をコントロール
夏と冬の温暖差が激しい日本で一年中快適に暮らすためには、基本的な断熱性能が優れていることは重要なことです。そして、それに加えて設計においても自然の力を上手に生かす手法が重要になります。
夏の暑い日には、日差しをできるだけ部屋の中に入れない工夫が大切になります。太陽の高度が高いので、設計で窓の高さを考慮したり、表に庇を付けたりすることで暑い日差しをシャットアウトできます。
逆に、冬の寒い日にはできるだけ部屋の中まで日差しを取り入れることで、省エネで快適な室内が実現します。また、風が気持ち良い季節には、できるだけ自然の風を取り入れて快適さをコントロールすることも重要です。風通しは窓の配置によって大きく影響しますので、最初の設計段階から検討する必要があります。
このように、アーツ・ラボでは、敷地の方位や建物のデザインの中でできるだけパッシブな設計を考えて提案しています。
事務所情報・ホームページ
- 代表者名 柴田明宏
- 住 所
愛知県岡崎市井内町字下堤15 - リンク 株式会社アーツ・ラボ